レネPのおしゃべり館

とにかく人との出会いとコミュニケーションが好きな外国人です。

うちの会社の自動販売機は普通じゃない

おはようございます。

うちの会社は最近すごいスピードで社員が増えています。毎月のペースで新しいメンバーが入って、顔と名前を覚えるのが段々難しくなってきます。(笑

去年からずっとそんな感じでメンバーが増えているので、オフィスのスペースが足りなくなって、ビルの別のフロアにもオフィスを借りることになりました。僕もちょうどそのタイミングで部署が変わったので、新しいオフィスで働くことになりました。

そしてそのオフィスで昨日まで一つの大きな不便がありました。

自動販売機がなかったです。

 

飲み物を買うには下のフロアのオフィスに行って、そこで飲み物買って、また階段で上がる必要があった。(良い運動にはなってましたが・・)

 

昨日はいよいよ、うちのフロアにも自動販売機がやってきました。

その自動販売機はこちら:

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このデザイン、すごくないですか?

みなさんきっと知っていますが、講談社さんの漫画攻殻機動隊です。

 

うちの会社は講談社さんと仲がとてもよくて、色々一緒にやってることがあります。そしてうちのCTOは攻殻機動隊が大好きで、自分の部署の名前も「攻殻機動隊」にしました。本当です。嘘じゃないです。

system.blog.uuum.jp

入ってるものは全てDyDoさんの飲み物で、今まで飲んだことがないものもたくさんあります。炭酸水がちなみに500mlで80円という素晴らしい費用対効果!

 

昨日から気になってたので、今朝「大人のミスティオ」という神秘的な名が付いているライチとグレープフルーツの果汁入りの炭酸水を買ってみました。

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ちょっと甘すぎて炭酸も僕的には多少弱いけど、これも90円という素晴らしいお値段。

DyDoさん、ありがとうございました!

はじめてVineの動画を作ってみた

みなさん、Vineというアプリご存知でしょうか?

最近仕事関連でいろいろなアプリを使って調査しているんですが、その中の一つがVineです。

Vine

Vine

  • Vine Labs, Inc.
  • 写真/ビデオ
  • 無料

 Vineの初版が出たのは2013年の1月で、もう3年以上前です。

あの時は日本のYouTubeブームもまだなくて、日本で「動画クリエイター」や「YouTuber」という単語が通じる人がほとんどいませんでした。

一つの面白いファクトとして、サービスの正式なスタートの前に、すでに別の企業に買収されたことです。2012年の10月にTwitter社がまだ正式にリリースされてもいないVineを3000万ドルで買収し、大きな話題になりました。

 

Vineの動画の面白さはいろいろありますが、やはり「短い」という部分と「繰り返して何回も観る」というところが特徴ですね。7秒という限られた事件でどれほど面白いものが作れるかというチャレンジは意外と難しいです。

 

なので、自分も挑戦してみました。(笑

出演者としては会社の同僚に出てもらいましたが、ネタは僕が考えました。もちろん撮影と編集(一応編集はしますよw)も担当しております。そのVineはこちら:

vine.co

Vineのもう一つの特徴は「適切なタイミングで音楽を使う」ということがわかりました。ちょうどいいタイミングでちょうどいいBGMや曲を流すことで、面白さが大きく変わります。なので僕が作ったVineもぜひ、音をONにして観てください。

 

僕のトップVinerへの道、まだまだ遠いですね (笑

 

http://twitter-lib.jp/wp-content/uploads/2014/07/vine-vs-video-apps-450x252.jpg

外国人が「日本人らしい」と思っていること

おはようございます。

僕は日本のテレビにあまり興味がない(全体的にあまりテレビ見ないです)ですが、妻がよく朝めざましテレビを見てます。

そこで昨日、よくある「外国人に何かの調査やインタビューをする」的な番組があって、テーマは「日本人らしいと思うことはなんですか?」でした。

 

いくつかの回答があったんですが、その中一つ個人的に面白いと思ったのは、「日本人はきちんとルールを守る」ということでした。確かに僕もその印象はあります。いや、ありましたかな。

 

インタビューされていた外国人が例として出してたので電車で撮った写真でした。その写真は、「ドアに挟まらないようにご注意ください」的な注意サインで、具体的に「駆け込み乗車はダメだよ」のよくあるやつでした。それを見て外国人が「これ、僕の国だとみんな普通にやるんですよね〜 むしろ、自分が電車の中にいてドアが閉まる瞬間に誰か入ろうとすると、中からドアに足を入れてドアを開けるんだ」と言ってました。

 

そして番組の人たちはみんな台本通り「お〜そうなんで!」と驚きながら、日本はみんなルールを守ってるね〜と言い合ってました。

 

違うでしょ。

 

僕は毎日通勤で電車に2回乗ってますが、駆け込み乗車はみんなの大好きな朝のスポーツみたいなものです。定番のサラリーマンだけじゃなくて、学生も、おばあちゃんも、キラキラしてる六本木のギャルも、みんな階段から猛ダッシュしてギリギリのところで入ろうとする。

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あと、「次の電車をご利用ください」みたいなアナウンスってありますよね?もう人がいっぱいだから、乗るな!ってことなんですが、そのアナウンスに実際に従う人のパーセンテージは1%よりも少ないと思います。空気すらなくなった電車にもガンガンみんな入ろうとしてますね。

 

確かに海外の駅だと人が綺麗に並ぶことはなく、電車の中でピザを食ってる人も普通にいますが、日本の電車マナーでも「すいませ〜ん」だけ言えばどんな乱暴な行為でも許される世界になってるので、もう海外とそんなに変わらない気がします。

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家族サービスという言葉がおかしいと思わない?

こんにちは。

この間、私の知り合いが週末でちょっと仕事しなければいけないことになって、彼の会社の同僚たちとその会話をした時に、一人の同僚がこんなこと言いました。

「○○さんは家族がいるので来なくていいですよ。せっかくの週末だし、家族サービスやったほうがいいっすよ。」

 

今日のテーマは休日出勤でもなく、優しい同僚の配慮でもなく、「家族サービス」という単語のことです。日本人からするとどう聞こえるかわかりませんが、言語学的な視点から見ると、超おかしい言葉だと思います。

 

家族サービスって、「家族」と「サービス」という二つの単語からできた言葉ですが、意味としては「家族と一緒に時間を過ごして、家族をどこかに連れてったり、美味しいご飯でも食べたり、何か楽しいことをする」ということで合ってますよね?

つまり、基本的にはとても良いことです。

ただ、その中で「サービス」という言葉がすごく気になります。僕が「サービス」を聞くと思い浮かぶものは、買い物する時に受けるお店のスタッフの対応やレストランなどのスタッフがしてくれること、もしくは何かを買った時に付いてくる特典などです。

「サービス」という言葉にいろんなニュアンスが入ってると思いますが、どれも何か仕事、義務、もしくは「誰かのために何かをしてあげる」という位置関係があるようなことです。

お父さん今日時間あるから、家族サービスしてあげる!という、なんか、お父さんの立場がちょっと上で、「今日はゴルフや居酒屋じゃなくて、家族と時間を過ごしてあげるわ」的なニュアンスをどうしても感じます。

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文化の違いかもしれませんが、家族と時間をすごすのは「サービス」じゃないです。家族のために何かをしてあげることも「サービス」じゃないです。普通です。当たり前です。特別なことでもなく、マジで当たり前です。

自分の好きな人(日本人は結婚相手に対して「好きな人」と言える人はどれほどいるのかな?というのはまた別の話ですが・・)、自分の子供と時間をすごすこと、一緒に出かけたり何か楽しいことをすることを「サービス」と名付けることに、本当に違和感を感じます。

 

ちなみに、僕だけじゃないみたいですね。

よく男性が使う「家族サービス」って言い方に違和感がすっごくある件 | ヨッセンス

 

外国人の僕には理解できないことかもしれませんが、あの休日出勤の会話で「家族サービス」という言葉を聞いてふっと思ったことです。

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日本人は働きすぎ(ですか?)

お久しぶりです!

しばらくブログをお休みしちゃいましたが、今月からまた定期的に書こうと思います。

 

今日はちょっと仕事関連のトピックになりますが、皆さん「work life balance」という言葉、聞いたことありますか?

 

シンプルに直訳すると

「work」=「仕事」

「life」=「人生」

「balance」=「バランス」

そのままになりますが、海外(特にアメリカ)でとても重視されているものです。

http://vnmanpower.com/upload_images/images/Blog/tips-work-life-balance.jpg

 

1日の限られた時間をどうやって使うか、つまり「仕事」とそれ以外のプライベートの時間のバランスを取りましょうということです。

ちょっと前の出張でアメリカに行ったことがありますが、向こうだと5時や6時になると殆どの人が帰って、家族や友達と一緒に楽しい時間を過ごしています。

 

この動画を数年前に会社から出た瞬間からカメラ回して勢いで撮ったんですが、いつみても内容は納得します。僕の小さいYouTubeチャンネルの中でも長期的に再生される人気コンテンツになっています。

言いたいことは仕事が嫌だとかそういうことじゃなくて、むしろ僕は働くことがとても好きで、社会人1日目からずっと好きな仕事しかやってない幸せなものです。

ただ、仕事は全てじゃないです。むしろ、人生の一つの重要な部分だけど、それだけです。自分の趣味も、家族との時間、友達との時間、一人で考える時間と同じほど重要だと思います。

日本では「life」より「work」に時間を使う人が多い印象があります。

ちなみに、毎年行われる「世界で最も幸せな国」の調査で、日本は46位です。韓国は47位です。アフリカの貧しいスリナムのほうが上です。その理由について、ちょっと考えてみてください。

fundo.jp

 

日本にいながら目指すグローバル展開の壁

プロフィール写真を見ていただくとわかりますが、僕は日本人ではありません。オーストリアという、ヨーロッパの中心にある小さなアルプスと音楽の国から来ています。

そろそろ10年となる社会人歴で日本に来る前にイギリスのロンドンとドイツのフランクフルトで仕事したことがあって、ローカライズテクニシャンとして日本のものをヨーロッパのマーケットに合わせて翻訳したり、マーケティングストラテジーを考えて、コンテンツのリデザインまでやってました。

その後日本に来た時はいったん全く違う仕事をするようになって、ゲームデザインやコミュニティマネージメントなど本来僕の専門ではないチャレンジをしてきましたが、最近はまたグローバル化に近い仕事に戻ることになりました。

今までのグローバル系の仕事は自分が海外にいて、海外のマーケットがターゲットとなる仕事をしていましたが、今度は色々と複雑で、海外でのビジネスも日本でのビジネスも同じほど重要になっていて、両軸を同時進行で進めていくことが多いです。

そこで最近、いくつかの問題(課題?)を感じるようになりました。

一番わかりやすいものは時差とかそういうどうしようもない部分ですが、それよりは日本にいるとどんなにネットサーフィンしても、アメリカやヨーロッパで今起きてること、これから起きそうとしていること、日々のトレンドやカスタマーのニーズ、そういう風を感じれないのが、本当に難しい問題です。

ドイツやロンドンで仕事した時は日本の商品がベースとなってましたし、日本とのコミュニケーションもいっぱい発生しましたので時差などの一般的な問題は同じでしたが、最終のターゲットが完全に現地だったので、日本のパートナーも現地時間に合わせて対応してくれたし、日本側からの理解もサポートもありました。そして僕らの現地のノウハウを活かして、現地のニーズを肌で感じて、現地のカスタマーに対してプロダクトを作ることができました。

今やっている仕事も、7割〜8割のビジネスは結局現地の日本になると思いますが、それでも立場が違って海外とコミュニケーションをする時に海外の時間に合わせて、海外のカスタムに合わせて物事を進めなければならないことが多い。それで自分も海外にいるのであれば日本のフルサポートを持ったままで海外の時間で動いて、海外の風を感じて物事を進められるのですが、日本にいるままだとどうしても大きな壁とぶつかることがあっちこっちあります。

海外と日本の両軸で同時にうまく動ける上手い方法をまだ見つけてないだけかもしれませんが、過去のローカライズのことを考えると、かなりの難問だと思います。

グローバル化に興味のある人はぜひ、この間読んだ本がおすすめです。意外と面白かったです。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51evobosYVL._SX344_BO1,204,203,200_.jpg

http://www.amazon.co.jp/dp/4492557679

Netflixの突然の株価回復の裏

先週の一週間だけで、Netflixの株の価値が15%上がり、株価が途中で何回も落ち込んでいる今年の2月と比較すると、30%のアップになっています。

そのNetflixの株価の急増に大きく二つの原因があると思われます。

Appleに買収される噂

去年からあっちこっち広がっている噂ですが、最近Apple CEOのTim Cook氏の発言により、新たな燃料が加えられました。米紙のFinancial Timesも先週それについての大きな記事を出していて、かなりの話題になっています。その影響で4月にまたガクッと落ちてきた株が大きく回復しました。 

www.ft.com

ただし、最近の株価の増加を考えるとNetflixを買収するにはバッドタイミングだという考えもあります。株価でいうと今の急増を入れても去年の勢いほどの数字にはなってないですが、それでもNetflixのバリューは440億ドルです。(日本円にするとさらにわけがわからない数字になるのでやめておきます。)

Disneyとのパートナーシップ

Appleの他にDisneyやAmazonNetflixに興味を持っていると言われていますが、その2社のどれかがNetflixを買収する可能性はやや低いと思います。むしろ、DisneyはNetflixの株価の増加に大きな影響を与えています。

2012年にNetflixとDisneyの間に結ばれた協業契約の一つの条件として、今年の夏からDisneyの新作を放送できるのはNetflixだけになります。つまり、今年のヒット作品「ジャングル・ブック」や「ズートピア」、「シビル・ウォー」をネットで見たい場合は、Netflixを使うしかありません。

それだけではなく、これ以降の話題作であるスターウォーズブランドの「ローグ・ワン」や大ヒット作「ファインディング・ニモ」の続編「ファインディング・ドリー」もそうなりますし、その作品のテレビ放送もない予定です。

www.youtube.com

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まとめ

海外で2011年からあるもともとNetflixのコアビジネスになっていたDVDレンタルサービスを利用しているユーザーは毎月減りつつありますが、代わりにストリーミングのサービスが絶好調で、現在のユーザー数は8000万人を超えていると言われています。

特にオリジナルシーズの人気が相変わらず高く、その中にもディズニーが持っているマーベルブランドの作品が一つの重要軸になっています。

買収の話がそのまま噂で終わってしまったとしても、今年の夏以降に本格的に起動するディズニーとのパートナーシップのおかげでこれからも株価が上がる可能性が高いと見られています。

 http://icdn3.digitaltrends.com/image/netflix-3-1200x630-c.jpg?ver=3

 

参考とソース:

money.cnn.com

twitter.com