アメリカのタクシーで聞いた面白い話
先日、出張でアメリカのシアトルに行ってきました。
いろいろと移動が多くて、UBERという海外でもう一般的になっているサービスをよく使いましたが、簡単に説明すると一般人がやるタクシーです。
久しぶりに英語で会話できる機会があって、積極的にドライバーと話してましたが、びっくりするほど面白い話ができて、タクシーに乗るという何もない普通なことが、とてもエキサイティングな体験になりました。
一人のドライバーはLanceという、4ヶ国語が話せる男性でした。
しかもその言語は英語、イタリア語、トルコ語、マケドニア語というかなり意外な組み合わせ。(実は、何個か日本語のフレーズも言えました)
複数の言語が話せる人って、頭の中ごちゃごちゃにならない?って僕もよく聞かれますが、Lanceさんとまさにその話をしてて、英語の言い回しをそのままイタリア語にするととんでもないことになるねーとか、大変会話が盛り上がりました。
その一つの例ですが、例えば「We are on the same page」という英語の言い回しがあります。意味としては「お互いの意見が同じ」や「お互いの認識が合ってる」みたいなもので、普通の会話でもビジネスなどでも使われてます。
それを直訳すると「私たちは同じページを見ている」のようなものになって、意味を知っていればな〜んとなくその言い回しの由来をイメージできるかもしれませんが、単語一つ一つを別の言語にそのまま変えると、言いたいことは絶対に伝わりませんね。
言語ヲタクである私ですが、やっぱりこういう会話楽しいなーと思いました。